臭いチェッカー Kunkun body応用案
【背景】
自分の体臭は自分ではわからない一方で、周囲の人にとってはほぼ確実に伝わってしまう。悪臭は空間上に無作為で拡散してしまい、かなりの迷惑をかける一方、鼻を塞ぐくらいしか対処法がない。しかも他人が指摘するには相当抵抗のある行為である。自分自身の臭いは気になるが、これまで臭いを測定するような装置はなかった。
そんななかコニカミノルタさんがKunkun bodyをリリースした。ポケットサイズでありながら、自分の臭いを測定でき、その情報をスマホで確認できるという画期的な商品である。当初Makuakeでクラウドファンディングで資金調達をしたあと、今ではAmazonでも販売している。この臭いチェッカーの応用案を検討する。
男を上げる新技術。できる男のニオイマネジメントを実現する、Kunkun body | クラウドファンディング - Makuake(マクアケ)
【応用案】
1.イベント会場や区画エリアの入場制限
夏のイベント会場では、ときおり来場者の臭いが凄まじいという苦情があるらしい。ということでイベント会場の入り口に臭いチェッカーの付いたゲートを設置し、一定以上の臭いのある方には入場制限をする。まあこの場合は近くに銭湯やシャワーがあると救いになるだろう。
2.スメハラの自覚を促す
最近多くのハラスメントが問題になっているが、その中の一つがスメハラ(スメルハラスメント)という臭いの問題である。これはパワハラやセクハラと違って、本人に悪気がなく、人間的資質に問題がなくても、周囲には迷惑がかかる。とはいえ何らかの対策は必要となるので、定期的に臭いチェッカーで自分の体臭を測定してもらい、自分の臭いについて自覚を持ってもらう。
3.作業着やスポーツ衣類の洗濯時期の通知
夏場は作業着やジャージなどを頻繁に洗濯するが、涼しい時期になると、つい面倒臭くなり、あまり洗わなくなる。そこで作業着やジャージの入ったロッカーに臭いチェッカーを設置し、やばい臭いになったら洗濯することを促す。