未来の科学の夢 絵画展 in 国立科学博物館
先日上野の国立科学博物館に行った際に、小・中学生が描いた、未来の科学の夢の絵の入選作品を展示した、未来の科学の夢絵画展なるものがあったので見物した。なかなか子供の発想力というものはあなどれず、こいつは便利だと思える発明があった。割とエネルギーや安全、環境保全に関するものが多かったように見受ける。
個人的に面白いと思ったのを羅列する
- お母さんがおこるとたまる充電池
怒りという感情をエネルギーに変えるという発想は面白い。エネルギーに変換することは無理だとしても、人の機嫌や感情がわかる装置があれば、対人関係において大きなアドバンテージを得られる。
- 盲導ロボット
現在の技術があればほぼ実用化は可能であり、社会的なインパクトも大きいと考えられる。盲導犬は訓練に多くの時間とコストがかかり、購入できる人は限られてくる。ロボットであれば大量に生産でき、将来的にはコストも下げられる。また盲導犬ではできない機能、音声機能や動物が入れない場所にも行ける。
- 排泄物検出マシン
尿や糞は健康のバロメーターであるため、これらを定期的に観察できれば医療効果は高いと考えられる。現時点ではかなり高価になりそうだが、技術的には作成可能であると予想できる。設置するとしたらかなりの富裕層か、病院や介護施設のような限られたところかもしれない。
- ザリガニ掃除機
川や海の外来種による被害は深刻であるが、現実的にこれらを駆除するのは相当の時間とコストがかかる。水中ドローンのようなロボットで自動で監視すれば駆除することは可能かもしれない。駆除が不可能のであっても、実態調査だけでも効果は期待できる。