3Dプリンタによる大型機械のプラモデル
【課題】
製造業の新人にとって、大型機械のようなものはその全体構造を理解するのは難しい。大型機械は数百、数千、数万の部品からできており、それらを全て理解するのは難しく、それでいて部品から全体像を想像することも難しい。それでいて製造に関わる職員が全体構造を把握する必要性は言うまでもない。
【解決策】
3Dプリンタを用いて設計図から機械のプラモデルを作成する。新人はこのプラモデルを製作することで機械の構造や役割を理解し、仕事中に困ったらこのプラモデルを分解して復習することができる。また顧客にプラモデルを用いて説明すれば説得力や理解度も向上すると考えられる。
また全体構造だけでなく主要部品、自動車で言えばエンジン、を拡大して作成することでより細密な部分を理解することができる。拡大した部品を作るには単純に設計図のスケールを変化させることで製作ができる。
日本人の男子なら多くの人がプラモデルやミニ四駆を作ったことがあるだろう。これらを作ることでその機械や自動車へ興味を持った人は少なくないのではないだろうか。研修で童心にかえってものづくりの原点に戻ってはいかがだろう。