公共宅配ボックス
【課題】
ネット通販の拡大によって、多くの人が自宅に宅配を依頼している。しかし通販の過剰化に伴う宅配量の増加は宅配業者の容量をパンクさせており、特に受取人不在による再配達は宅配業者に過剰な圧力となっている。一昔前であれば隣近所の人が預かってくれたであろうが、今のご時世ではなかなかそうはいかない。
パナソニックの販売する宅配ボックスは有用だが、現実的にこれを設置できるマンションはコスト面と設置場所の制約から限られている。またDeNAとヤマトが実験を開始したロボネコヤマトも実用化には時間がかかると考えられる。
【解決方法】
マンション内にではなく、駐車場や公園などの広いスペースの一角に公共の宅配ボックスを設置する。これによって一つのマンションやアパートではなく、近隣の住民がその宅配ボックスを利用することができる。この宅配ボックスはスマホで決済や開錠ができるような仕組みにする。
【参考】
パナソニック、受注殺到で宅配ボックス新製品の発売延期 | レスポンス(Response.jp)
宅配×自動運転の実現に向け、DeNAとヤマト運輸が「ロボネコヤマト」プロジェクトの実験を開始 | TechCrunch Japan